主催: 麗澤大学都市・不動産科学研究センター・麗澤大学AIビジネス研究センター
共催: 東京大学空間情報科学研究センター不動産情報科学研究部門・
運営: 地域未来創造大学校
後援: 近畿不動産鑑定士協会連合会
私たち個人や企業は、新しいテクノロジーとどのように向き合えばいいのでしょうか。近年において、AIの性能が大きく上昇する中で、私たちを取り巻く生活・事業環境が大きく変化しようとしています。そして、産業界に目を向ければ、フィンテック(FinTech)、医療テック(Health Tech)など、様々な分野を対象に新しいテクノロジーが変革をもたらしています。そのような中で、欧米を中心にとりわけ注目が集まっているのが、不動産テック(Real Tech)です。中でも、不動産価格の予測を巡っては、様々なサービスが提供されるようになってきました。東京大学では、2019年に空間情報科学研究センター内に不動産情報科学研究部門が、さらに2020年には不動産イノベーションセンターが設置されました。また、麗澤大学では、2019年にAIビジネス研究センターが、2020年には都市・不動産科学研究センターが設立されました。そこで、本セミナーでは、不動産鑑定士のために、不動産テックの技術を理解していただくともに、実際のデータを利用して、不動産価格を予測するためのアルゴリズムの習得を目的とします。
開催時期: 2020年9月6日(月)から9月19日(土)
ターム01: (9/6-17): 事前講義
住宅価格データを用いた住宅価格予測アルゴリズムの開発 :動画によるオンライン講座
・Rによる不動産価格予測システムの開発(新井優太)
・Pythonによる不動産価格予測システムの開発(馬場弘樹)
・機械学習の基礎(上村昌司ほか):Webinarで開催します
・機械学習を超えて(東京大学空間情報科学研究センター不動産情報科学研究室):Webinarで開催します。
ターム02: (9/18-19): 本講義
*オンラインで開催します。
■9/18
10:00-10:15 開会
10:15-11:45 回帰分析の復習(係数の解釈)とエクセルでの簡易不動産価格予測ツール の作成,不動産価格指数の作成方法についての演習
11:45-13:00 お昼休憩
13:00-14:30 決定木・Random Forest・NNなど回帰分析以外の手法について講義
14:30-14:45 休憩
14:45-16:15 決定木・Random Forest・NNでの価格予測プログラム演習
16:15-16:30 休憩
16:30-18:00 変数,手法を独自に選択しての価格予測モデル作成演習&質問受付&分析結果ファイルのアップロード
19:00-21:00 オンライン懇親会
(19:30-20:30) 不動産テックとビジネスへの応用・by 清水千弘
■9/19
9:00-10:30 開発したプログラムの総評
10:30-10:45 休憩
10:45-12:00 価格予測モデルの今後の展望(発展の方向性)
12:00-14:00 解散・休憩
14:00-17:00 希望者は、大学生のための不動産テックコンテスト・優秀者の発表会に参加いただけます
履修条件:初心者でも参加いただけますが、9/17までに RおよびPhythonで回帰モデルまで推計できるようになっていることが条件となります。9/18に復習は行いますが、初歩的なサポートは実施しません。
指導体制:
東京大学空間情報科学研究センター・麗澤大学都市・不動産科学研究センター
・清水千弘、日本大学教授、東京大学空間情報科学研究センター特任教授、麗澤大学都市不動産科学研究センター長、AIビジネス研究センター長・博士(環境学)・東京大学
・上村昌司、麗澤大学経済学部長・博士(工学)・東京工業大学
・馬場弘樹、東京大学空間情報科学研究センター特任助教、博士(工学)・東京大学
・鈴木雅智、東京大学空間情報科学研究センター特任助教、博士(工学)・東京大学
・新井優太、麗澤大学都市不動産科学研究センター客員准教授、博士(理学)・新潟大学
・仙石裕明、 麗澤大学都市不動産科学研究センター客員准教授、博士(環境学)・東京大学
【申込先】
・タイトルに、「不動産鑑定士のための不動産テックセミナー」申し込み と記入して、氏名、連絡先を送信してください。
【お問い合わせ】
・申し込みは、下記のe-mailで申込みください。
info.machi-school@hello-renovation.jp
タイトルに、 「不動産鑑定士のための不動産テックセミナー・申し込み」と記入ください。